ゆりぬるとぬこ

税理士と社労士を目指すアラサー夫婦のリアルな日常ブログです。家計管理、ダイエットなども更新中

元OLアラサー女子の退職と10円ハゲが出来た話

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みなさんは10円ハゲって出来たことありますか?私も聞いたことはありましたけど、まだ一応アラサー女子ですし、まさか自分に10円ハゲが出来るなんて考えたこともなかったです。今日はそんな私が10円ハゲが出来てしまった時のお話です(笑)

 

※現在はすっかり治りました。

 

 

私がそれを発見したのは前の会社を辞めた約1ヶ月半後くらいだったと思います。私はその日、ある大好きなアイドルのコンサートに行く予定が入っていました。1年にほぼ1回しかないとても楽しみな1日です。

 

 

その日、メイクやら髪型やらをどんなふうにして行こうかな〜なんてわくわくしながら準備していました。そして髪型どうしよっかな〜と髪をいじっていたときでした。突然一ヶ所だけ真っ白な部分が鏡に映ったような気がしました。まさかそれが10円ハゲだとも思わないので、ん?今の何?って髪を掻き分けてみました。すると!!!!なんと!!!!

 

 

え…

 

 

 

 

 

なにこれ………………

 

 

 

 

 

 

え……………

 

 

 

 

 

えぇぇぇぇ?!?!?!

え、なにこれ。これって…あの10円ハゲ……?

 

 

 

 

私のわくわくしていた気持ちは一気に吹き飛びました。え、?!?!なに?!いつからあるの?!?!てか、ここだけだよね?!?他にないよね?!?!私は軽くパニック状態でした。とりあえず、他にもないか頭のいたるところの髪をずらして確認しました。ひとまず、出来ていたのはその一ヶ所だけのようだったので、良かった….…とは思いましたが、、、、

 

初めて見た10円ハゲに動揺が隠せません。正確に言うと、私の場合は10円サイズというよりは1円サイズでしたが、ほんとにその部分だけ毛が全くなくなり、毛穴すらよく見えないほど本当につるつるで日に焼けていない地肌が真っ白で、とにかく恐ろしくなりました。

 

位置的には、頭の左側の耳の上からもう少してっぺん寄りといったところです。私はそのときセミロングほどの髪の長さだったので、普段は髪を下ろすかポニーテールが多く、たまたま髪で隠れていてその日まで気づかなかったと思われます。

いやいや、にしてもいつからあったんだろ、え、これってまたちゃんと生えてくるよね?ととにかく頭が真っ白な状態だったのですが、すぐにググって調べまくりました。そうすると、やはりこれは10円ハゲだ(正確に言うと円形脱毛症というのでしょうかね)という確信と、原因はもちろんストレスだということがわかりました。私が調べたサイトによると、大きなストレスがかかった後、1ヶ月〜3ヶ月くらいの間に発症することが多いとなっていました。私は遡って考えました。1ヶ月〜3ヶ月前…。すぐに原因は思い浮かびました。会社だ。ちょうど3ヶ月前くらいが会社に退職の意思を伝えたころです。すでにその何ヶ月も前から、会社を辞めようと考えてはいましたし、日々ストレスも感じてはいました。しかし、いざ退職の意思を伝えると課長や部長に「どうしてだ?本当の理由はなんだ?考え直してはくれないか」などと言うようなことを言われ、別室で1対1で何日間かにわたって話し合いをしました。部長は本当に親身になり話を聞いてくれ、改善案なども示してくれました。私によくしてくれる部長には本当のことを話そうと決め、会社に対するすべての不満、思っていることなどについてありのままを話しました。話し出すと、入社してからの6年間、今までずっと我慢していた感情が溢れ出し、本当にあのときは涙が止まりませんでした。ストレスを感じている、という自覚はありましたが、自分でもこんなにも涙が止まらなくなるほど苦しかったとはそのとき初めて気づきました。でもある意味その部長がいてくれたおかげで、私は会社に対する思いをすべて伝えることも出来ましたし自分の気持ちを整理することも出来ました。部長には申し訳なかったですが、部長もおそらく長くてもあと数年しかいない方ですし、もう耐えられないので私の意思は変わらないですと伝えました。

部長とは打って変わり、課長はというと正直最後の1年はその課長のせいで多大なるストレスを感じていたと言っても過言ではありません。仕事ができないくせに、せこい小細工ばかりをして自分の評価しか気にしない、上に対してはイエスマンの、会社内でもよく思われていない課長ではありました。私が辞めたいということを伝えたら、自分の部下が辞めると自分の評価が下がると思ったんだと思います。今さらなんとか丸く収めようと、なだめてくるのがわかりました。そしてしきりに、理由はなんだ理由はなんだと聞いてきました。先ほどの部長にはありのままを伝えましたが、こいつには本当のことを言うつもりはさらさらなかったですし、そもそも今年一年はほとんどお前が原因だよ!!!!!とも思っていましたしね(笑)部長にもその旨は伝えて、課長には理由言わないで下さいという話はしていたので、本当の理由を知っているのは最後まで部長だけでした。なので、はじめのうちは色々です、とか言いたくないです、で通していました。私が一向に言わないので、その日はとりあえず解放されました。しかし、翌日もその翌日も呼び出され理由はなんだの考え直さないかだの言われ、意思は変わりませんと伝えると「俺か?俺が原因なのか?」と言われました。「まあ…それも原因の1つではありますね」とだけ伝えました。すると、それ以降、私を腫れ物に触るかのように接してくるようになりました。私の機嫌を損ねて自分の評価が下がるようなことを部長や社長に言われるのを恐れてだと思います。ほんとこいつは最後の最後まで自分の評価しか気にしないやつなんだな、とそこそこ呆れました。今さら遅いけどな!!!!!もう散々言ったけどな!!!!!と思いました(笑)

 

とまあ、こんなことがあったのでたしかにこのころの私の気持ちは相当情緒不安定ではありました。その後ほどなくして有休消化に入り、あとは最終日だけの出勤で私のこの会社での6年間が終わりました。

 

ちなみに、この課長のせいで部下が辞めていくというのは私だけではなく今までにもありました。なので、もちろん私の意見だけではないですが、その年の人事異動でこの課長は、社内では誰も行きたくない、といういわゆる墓場的な部署へと異動となりました。

正直ざまぁ!!!!でした。

 

終わってみれば、クソな上司は山ほどいましたが、良くしてくれた人たちもいたので悪い思い出ばかりではないです。でもやっぱり辞めたことに後悔はないです。会社にいるときはそこが全てで、その中のことで毎日悩んだり嫌な思いをしたり逃げ場がない毎日にうんざりしていましたが、辞めたらそんなことはすべて関係なくなります。あんなに悩んでいたのがばかみたいと思えるほどに。もちろん6年間勤めてよく考えた上で決めた退職です。ここにずっといてもきっと自分は成長出来ない、周りに流されてこのおじさんたちと同じようになっていくのは嫌だという思いもありました。こんなとこ辞めて、絶対お前たちより楽しい人生送ってやるからな!!!!と思いました。

 

そんなことがあったので、まあたしかにハゲてもおかしくはなかったですが、ハゲるほどだったのか、と自分でもかなり驚きでした。

 

私まだ20代だよ?女子だよ?って思いましたけど(笑)でもググると性別や年齢に関係なくなるようなので少し安心はしました。でも、なんかググるとすごく悪化した方の画像なんかが出てきて、自分もこうなるんじゃないかという恐怖心はしばらく続きました。でも私の場合、髪の毛で隠れるくらいの大きさでしたし、家族や友人とは楽しく過ごしていましたし、病院には行かず自然に生えてくるのを待ちました。

 

すると1〜2ヶ月した頃でしょうか。

つるつるで全く何も無くなっていた地肌に産毛のような毛が数本ずつ生え始めました。それを見てから少し安心しました。とりあえずは生えてきたから良かった…と。悪化することもなく他の場所に新たに出来ている様子もありませんでした。その後は順調に生えてきて、やっと周りの毛と馴染むくらい生え揃ったのは1年後くらいですね。見つけたときはどうなることかと思いましたが自然に治ってなによりです。

 

そんなわけで、せっかくの楽しみにしていたコンサートはもちろん行きましたよ?!行きましたけど、全然生きた心地がしなかったですよ(T ^ T)なんでよりによって今日見つけたんだよ…全部髪の毛なくなっちゃったらどうしよう…なんてことばかりが頭の中をぐるぐる。対して内容も覚えてませんでした(笑)

 

 

今となっては治ったので周りにも笑い話として話せていますが、当時は本当にショックでした。それからは、あんまり我慢や無理をしないように気をつけて生活をしてるつもりです。今でもたまに出来てるんじゃないか、と不安になって髪の毛を掻き分けてチェックします(笑)今のところ再発はしていません。

 

私は自分のことを強いとも思ってはいないですが特に弱いとも思ってなかったので、ほんとにびっくりしました。嫌なことや辛いことを我慢し過ぎてしまう人や悩み過ぎてしまう人は自分を犠牲にしないでほんと自分を大切にしてほしいなと思います。他人にばっかり気使ってたら自分が疲れちゃいますよね。

 

この10円ハゲ以降、私自身も自分の心の声にもう少し正直になってもいいのかな、なんて思って生活しています。またハゲるの嫌ですから!

 

というわけで、今日は私の退職話と10円ハゲ話という長い記事を最後まで読んで頂きありがとうございました。少しでも誰かの参考程度になれば…と思います!

 

それでは!ありがとうございました!